衝撃のラスト
『シツクス・センス』
「衝撃のラスト」。
魅惑的な言葉だ。
それを聞いただけで、その作品に対する興味は倍増する。
究極破壊力の惹句、使うと自分にもダメージがくるという意味では、コピー界の核爆弾と言っても過言ではなかろう。
使用者自らが被るダメージ。
それは「衝撃のラスト」を売りにした瞬間に、観客もしくは読者の興味が"オチ"にのみ注がれ、作品そのものが「ビックリ箱」の烙印を押されてしまう点にあります。
いかに優れた人間ドラマや胸に響くテーマがあろうとも、すべてはラストの衝撃に呑み込まれ、「驚いたか」「驚かなかったか」が作品の価値基準になり、トータルな評価が見えにくくなるのです。
ま、「驚きたい」願望を満たすのも娯楽の任務ではあるし、中にはその一点に狙いを絞った作品もあるわけだから、いいっちゃいいのだが。
しかしオリジナル版の『猿の惑星』や、本作『シックス・センス』を観直すと、オチばかりが語り草になっているのはな読とももったいないという気にさせられる。
さて、これに関しては以上です。
ささ、ビデオカメラ レンタルのサイトでも覗こうかな。