古代の装飾品 3
文化上では土茄文化が対岸のシリア・パレスティナの影響のもとに一種の混合文化が育っています。
独特な陶器をもっています。
またクレタとの貿易も行われてクレタ文字の変形としてのキプロス・ミノァ文字をもつことになります。
この文字は前1500年にまでさかのぼれますが、その他にはクレタ文化の影響はさほどではありません。
しかし間もなくミケネが海上に優勢になると、それとの関係は急にまた特に密接になり、前15世紀末頃には経済上にも文化上にもミケネ世界の一員になります。
前14世紀からは東地中海貿易の有力な中心として栄えています。
エンコミにはキクロプス式城壁がみられ、宥薩墓も作られています。
前13世紀.頃にはミケネ人の移住は確実です。
美術ではそれ以前からクレタ・ミケネ様式と混合したキプロス・ミケネ式が装身共や象牙細工にあらわれています。
これはまた広くはレヴァント・ミケネ式とも呼ばれて、オリエント系のシリア・パレスティナ式とミケネ式との混人日様式です。
象牙細工には鏡の柄や小箱があって、甚だ精巧な作ですし、装身共は黄金製の垂飾りなどミケネ式の豪華な一変種ともみえます。
しかし最も特色のあるのは陶器でしょう。
この島は重要でした。